護摩
護摩って何?
「護摩(ごま)」とは、祭壇を設けて神様・仏様をお招きし、その中央で火を焚きお供物を捧げ入れる古代インドより伝わる密教のご祈祷です。
もともと古代インドで行われていた「ホーマ」と呼ばれる宗教儀式が起源とされています。「ホーマ」とはサンスクリット語で「お供物」「お供物をささげること」などの意味があり、中国へ伝わった後にその音を漢字にあて「護摩」と表されるようになったといわれています。
護摩壇に十一面観音さまを始めとする様々な神様・仏様をお招きし、中央の炉で仏の智慧の火をおこしてお供物を捧げ入れ、煩悩を焼き尽くします。煩悩を焼き尽くした清らかな心で願い事の成就を祈願するものです。
当山では令和2年7月より毎月19日、観音堂にて護摩祈祷を厳修しております。
護摩木を奉納しませんか?
護摩木とは護摩祈祷に際して使用する〝薪〟です。
導師が護摩壇の中央の炉にお供えし、智慧の炎で煩悩を焼き尽くすことで心身が清浄となり、清らかな心で願い事の成就を祈願するものです。
護摩木にはお願い事とお名前を書けるようになっており、一本100円で自由にお書きいただけます。
お願い事の例
厄除 家内安全 成長安全 交通安全 無病息災 身上安全
心願成就 身体健全 商売繁昌 社運隆昌 安産祈願 当病平癒
子宝祈願 良縁成就 学業成就 開運招福 合格祈願 厄難消除
必勝祈願 工事安全 五穀豊穣 災難除 工事無魔成満 方位除
事業繁栄 家庭円満 安全祈願 その他… なんでも可能です。
ご来山の方にはご自身の手で直接お書きいただいておりますが、遠方や感染症などの理由で来れないという方のために、オンラインストアにて住職による代筆も承っております。(一本150円)
御札を授かる
護摩祈祷にて祈願した御札は観音さまの分身ともいえます。厄除や成長安全、商売繫昌などをはじめ、皆さまの様々なお願い事を記した御札をご祈祷し、ご自宅や職場にお祀りいただけます。
お授かりした御札は、神棚など目線よりも高く目に付くところに安置してください。普段の生活で御札を目にすることにより、その都度ご祈祷したことを改めて思い出していただき、日ごろの行いに気を付けることによって、それがお願い事の成就に繋がるのではないかと思います。
御札はお授かりから一年間大事にご安置していただき、一年経ちましたら当山へお返しください。